
筋トレはじめようにも何からすべきか…

あれもこれもやるより、種目を厳選することが重要!
最初にやるべき3種目を解説するよ!
- 「昔から細くて頼りなく見えるのがコンプレックス…」
- 「体力も落ちてきて、このまま更に衰えていくのが不安…」
このように感じ『よし筋トレしよう!』と、
いざ始めようと思ったは良いものの「結局、最初はどんな種目から始めれば良いんだ?」
このような疑問を持つ人も多いのではないでしょうか?
そこで当記事では、筋トレ初心者が最初にやるべき3つの種目を解説します。
どれも大掛かりなマシンは必要なく、ダンベルや自重で全身の“大筋群”を効率よく鍛えられるメニュー。
この記事を読み終える頃には、 「何から始めればいいか」 だけでなく、 「どうすればガリガリ体型を克服できるか」 も明確になると思います。
最初の種目選びが成功と挫折を分ける理由
筋トレで最初の種目選びが重要な理由は、
「このやり方は間違っていないか?」「今日は別の種目に変えよう」などと、種目をコロコロ変える”一貫性のないトレーニング”をしていたら いつまで経っても筋肉がつかないから。
負荷に慣れたら更に強い負荷をかける→慣れたら更に強い負荷をかけていく。
というのが、筋肉を強く逞しくする筋トレの原則。
種目をコロコロ変えていては、負荷を定量的に上げていくことができず、いつまで経っても体を変えることはできません。
だからこそ、『まず、どの種目に決めるのか』が成功と挫折を分けると言えるのです。
最初にやるべきは“大筋群”を鍛える3種目
まずは大筋群である『脚』・『胸』・『背中』 を鍛えていきましょう。
これらの筋肉を鍛えていくことで、
- 成長ホルモンが分泌され、全身が発達しやすくなる
- 『鍛えている人』という感じのシルエットになる
- 同時に”腕”や”肩”といった小筋群も鍛えられる
具体的な種目は下記の通り↓
| 部位 | 種目 | 目的 |
|---|---|---|
| 下半身 | スクワット | 下半身・体幹の土台を作る |
| 胸・腕 | プッシュアップ(腕立て) or ダンベルベンチプレス | 上半身前面を鍛える |
| 背中 | 懸垂(チンアップ) or ベントオーバーロウ | 上半身後面の厚みを作る |
種目①:スクワット:下半身と体幹の基礎を作る
〈鍛えられる部位〉
太もも・お尻・体幹
〈正しいフォーム〉

- 足幅は肩幅よりやや広く
- 背筋を伸ばし、胸を張る
- 膝・股関節を曲げてしゃがむ
- 息を吐きながら立ち上がる
〈目安〉
10回×3セット(慣れたら負荷追加OK)
スクワットは全身の7割の筋肉を使うため、代謝UP・体幹強化・姿勢改善など効果が絶大です。 全てのトレーニングの基礎になる種目です。
種目②:プッシュアップ or ダンベルベンチプレス:胸・腕・肩を強化
〈鍛えられる部位〉
大胸筋・上腕三頭筋・三角筋前部
〈フォーム:プッシュアップ〉
- 手を肩幅よりやや広く置く
- 背中を一直線に保ち、胸を床すれすれまで下げる
- 息を吐きながら押し上げる
〈フォーム:ダンベルベンチプレス〉
.png)
- ダンベルを胸の前にセットし、ベンチに仰向けで胸を張る
- 胸筋に伸びを感じるようにダンベルを下ろす
- 伸びた胸筋を縮める意識で押し出すようにダンベルを持ち上げる
〈目安〉
10〜12回×3セット
胸と腕が発達すると、Tシャツ姿の印象が大きく変わります。 “ガリガリ体型”から“たくましい上半身”に変化するカギです。
種目③:懸垂 or ベントオーバーロウ:背中を鍛えて厚み・広がりを出す
〈鍛えられる部位〉
広背筋・三角筋・上腕二頭筋
〈フォーム:懸垂(チンニング)〉

- 肩幅より広くバーを握り、胸を張ってバーにぶら下がる
- 胸を引き上げるように上がる
※ 最初は1〜3回でもOK。徐々に回数を伸ばしましょう。
〈フォーム:ベントオーバーロウ(ダンベルver)〉

- ダンベル を持ち、肩幅で立つ
- 背中をまっすぐ保ち、股関節から上体を傾ける
- 背中を寄せ、ダンベルを引き上げる
背中を鍛えると姿勢が改善し、後ろ姿にも「厚み」が出ます。 見えない部位を鍛えることで、全体のバランスが取れた体に。
1週間どのくらいの頻度行うべき?
各種目、週1〜3回を連日しないよう組み合わせましょう。
▶週2日メニュー例
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
| 下半身 胸 背中 | 下半身 胸 背中 |
▶週3回メニュー例
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
| 下半身 | 胸 背中 | 下半身 胸 背中 |
筋肉痛がある部位は休ませつつ、無理のないペースで継続しましょう。 この3種目だけで、全身のバランスが整い、筋肉がつきやすい体に変わります。
ガリガリ体型を脱出する食事と休養法
体重の増減は、
・食べ物(主にタンパク質・炭水化物・脂質)から得られる摂取カロリー
・運動や代謝で使われる消費カロリー
の収支で決まります。
ガリガリ体型脱却に大事なのは、消費カロリーよりも摂取カロリーを増やすこと。
これを抑えた上で、後述するポイントを食事を摂っていきましょう。
食事のポイント
- タンパク質: 体重×1.5〜2g/日(鶏むね肉・卵・プロテイン)
- 炭水化物: ご飯・オートミール・パスタなどをしっかり摂る
- 間食: プロテインバー・ナッツ・バナナでカロリー補給
休養のポイント
- 睡眠時間は6〜8時間
- 同じ部位は48時間休ませる(超回復)
- 軽いストレッチや有酸素運動で疲労を抜く
筋肉はトレーニングではなく休養中に成長します。 トレーニング・食事・睡眠の3本柱を意識しましょう。
まとめ:最初の3種目で“土台のある体”を作ろう
筋トレ初心者が最初にやるべきは次の3つ。
- スクワット(下半身・体幹)
- プッシュアップ or ダンベルベンチプレス(胸・腕)
- 懸垂 or ベントオーバーロウ(背中)
この3種目で全身の大筋群を刺激し、代謝を高めながら筋肉を増やすことで、 「ガリガリ→引き締まった体」への最短ルートを進めます。
やることはシンプル。1日30分・週2~3日。 3ヶ月続ければ、徐々に鏡に映る自分が確実に変わってくるでしょう。
最初の3種目を“本気で継続”して、 自信の持てる体と年齢を感じさせない力強さを手に入れましょう。
著者の名前:せーじ/トレーナー/アラフォー
パーソナルトレーナーとしての知識・経験と、自身の筋肉量10kg増・体脂肪率10%以下をキープしているを元に「筋トレ初心者が細マッチョになる方法」を発信してます。
資格・経験:NSCA認定パーソナルトレーナー/ダイエットインストラクター/BBJ長野大会3位

コメント